1~2歳にオススメな、気持ちによりそった絵本7冊
1歳を過ぎると、簡単なストーリーが理解できるようになります。また、日常生活に添ったお話を読むことで、自分から表現することを考えるきっかけにも。
今回は、単純明快で、ふだんの出来事が題材の7冊を紹介します!
- じょうずに運べるかな?
- お料理してみたい!
- うんちに、興味津々!
- 上手にねんね、できるかな?
- どうやったら「いたい!」ってならないかな?
- おふろって、楽しいよね!
- どうしても、いやだいやだって言っちゃうけど…
じょうずに運べるかな?
1~2歳の子供にとって、モノをこぼさずに運ぶのは、すごく大変。
「そおっとそおっとね」の女の子は、おやつを運ぶところ。
たおさないように、一生懸命運ぶ姿から、緊張感が伝わってきます。
さまざまな障害物をのりこえ、やーっと運べたときの笑顔!
おもわず親子で「やったね!」と言ってしまいますよ。
お料理してみたい!
行動範囲が増え、なんでも自分でやってみたい年頃。
ママが料理をする姿をみて「私もやりたい!お料理したい!」というお子さんも多いですよね。
この本は、しろくまちゃんがおかあさんといっしょにホットケーキをつくるお話。
上手にできないこともあるけれど、ちゃーんと焼けたホットケーキは味も格別です。
うんちに、興味津々!
トイレトレーニングと排泄の話題は、切っても切れない関係。
「わんわんがうんちした!」
「ママもうんちするの?」
うんちの話題が出たら「みんなうんち」がオススメです。
さかな、鳥、いろんな動物、
大人から赤ちゃんまで、いきものはみんなうんちをする。
たべるからうんちをする。
シンプルだけど、絵だからこそ伝わる1冊です。
上手にねんね、できるかな?
ねんねの本といえば、「ねないこだれだ」が有名ですが
こちらの「ねんね」では、
なにかと理由をつけて寝たがらないまみちゃん(主人公の女の子)に、ママが
「おばけも、オニも、みーんな夜は寝るから、まみちゃんも寝ようね」
というストーリー。
うちのムスメは、「寝ないとオバケにつれていかれるから寝る」よりも
「みんな寝るから寝るんだ」という話のほうがハラオチしたようでした。
まみちゃんとママのやりとりの裏で、
着替え・はみがきなど寝る準備もしていて、
それもふくめて、「ねんねがこういうもんだ」という理解になったように思います。
どうやったら「いたい!」ってならないかな?
おもちゃが足に落ちたり、
階段からすべって落ちてしまったり、
おだんごの串がつっついたり…
ふんだりけったりのこぐまちゃん。
子供にとっても、よくある「痛いこと」。
こぐまちゃん、最初は「いたい!」と言うだけだったのに、
次第に、どうやったら痛くないか・防げるかを考えるようになります。
「こぐまちゃん、痛かったね」
「〇〇ちゃんだったら、どうする?」
など、話ながら読んであげると、いいきっかけになりそうです。
おふろって、楽しいよね!
おふろが大好きな、わにのワニワニ。
お湯をためて、体を洗って、おもちゃをうかべて...遊びながらも1つ1つきちんとやっていくワニワニ、最後はお湯にしっかり浸かって、おふろを出ていきます。
うちのムスメも、この本を読んでから
ワニワニもちゃんと体洗ってたね〜、おふろに入ってたね〜、などと言いながら、楽しそうに入っています。
出てくる擬音、擬態語もおもしろくて、盛り上がりますよ!
どうしても、いやだいやだって言っちゃうけど…
イヤイヤ期真っ只中のルルちゃん。
なんでもすぐにいやだ!って言っちゃうから、ママも、おやつも、みんなやだって言われちゃって...
なんで、ルルちゃんは、いやだって言っちゃうのかな?
ママやおやつは、なんでいやだって言ってるのかな?
こどもは、自分のことはうまく表現できなくても、第三者になると、こどもなりに冷静に考えられたりするようです。
絵本の力を借りて、お子さんと一緒に考えてみてはいかがですか。